1999-2000年のオフに書いて放置していた大西テキストです。
中途半端に忘れていたことがよみがえって、ほんの少し可笑しいので掲載します。
書いた時点では、大西が2000年シーズンにあんなこともこんなこともするとは知らず(木塚からの本塁打や、3ランを放った愛甲からシャオロン人形をもらった件をさします)。
さらに2001年に三重殺ゲームセットくらうとかファンブックに「ニックネーム:ターくん」と掲載されるとか知りもせず。

首都圏まで電波が届かない
オフ大西情報

あ・愛甲立浪
い・井上関川
う・うちは左が多いなあ
え・えーっ、そんなことないよ
お・大西がいまんがな

(『つるべのスポーツ爆笑新年会』より)

【はじめに】

地元では「オフのテレビ番組でばかり目立っている」といわれているらしい大西だが、筆者のいる東京地方のテレビには大西なんか全然出てこない。シーズン中はあんなにテレビに写っていたのに。仕方なくナイナイの岡村でがまんする日々である。

あえていえば巨人応援企画でシーズン中をふりかえる映像をやるとき、走塁する大西、井上の審判ミス事件で抗議する大西あたりを見ることならできる。首都圏の大西ファンはいやがらず巨人応援番組を見て重箱の隅をつつくべきであろう。
また回顧番組でダイエー日本一を映すとき、中日側ベンチが映ると…あーもうむなしいからやめよう。

1999年12月
いわゆる優勝旅行に大西も参加した。
なんと名鉄観光のツアーでファン200名が同行。Web上の参加者レポートによると、選手は道中ずっとファンサービスを強いられた。
つまり休暇かと思ってたら仕事だったのだ。そのうえ旅行会社の段取りがうまくいかず、機嫌最悪(無理もないよ)な選手たちのなか、大西は「いい人だ!」と絶賛される。

ゴルフでは惨敗したらしく、「ぼくらはアメリカでゴルフする資格ないってことやな」と真剣に落ち込みながらカートに乗り込む大西が『プロ野球ニュース』で放映された。

こんなピュアな好青年の大西くんだが、契約更改はなぜか越年。

1/4
大西が出演した『つるべのスポーツ爆笑新年会』が放映される。

1/9
東海地区の4箇所で行われたサイン会、大西も参加したものの、会場を間違え、しかも客の前に出てしまうまで気づかない、というおいしいボケをかます。なんとか自分の会場に時間内にたどりついたそうだが。(メールマガジン『HEP!』より)

1/16
トーチュウに更改情報がコメントなしのベタ記事で掲載される。つまり、きのう更改したんですね。
3回も保留にしたそうだが、2400万円の現状維持で決着、キャンプ自費参加はまぬがれる。
プロ野球ニュースではとりあげられず、朝日、日経、なにわWeb、日刊スポーツ更改情報には掲載されず。
ということは、毎日、讀賣、夕刊フジ、報知、報知スポーツ、an-an、25ans、はなまるマーケット、ニュースステーション、徹子の部屋には取り上げられているのかもしれない。
あとはくらはし かん氏のサイト「Kan's Can」にある「チェック! ザ・ドラ番組」(注:その後休止)で、地元の番組で何かコメントしたかどうかを見るしかないが、放映されたとしても大西がくらはし氏の心の琴線にふれなければどうにもならない。

1/18
「それペナ!99」(注:その後改題、閉鎖)のオフ情報に大西の更改がとりあげられていた。
名古屋のほうでは大西の発言も報道されたようだ。
「額に不満はないけど越年をしてみたかった」
面白くないからやめなさい。

1/21
きょう現在、日刊スポーツのサイトの更改情報はまだ「保留」のままになっている。

なお、係長にしたい男ナンバー1(選定:筆者)の立浪がきのうの自主トレの開始挨拶で「髪の毛が茶色い人はキャンプまでに黒くしてこい」と茶髪禁止令を発布した。
禁止は星野の意向を汲んでのことらしい。
係長はだれかを名指しにしたわけではなさそうだが、シーズン中から茶髪だった大西は、「きっとこいつのことだよ」とばかりに、トーチュウで切り込み写真にされていた。
巨人戦2連敗でみんなを活気付けようと大西が金髪に染め直したときは、上層部はムカついていたのでしょうか。

なお、トーチュウによるとサムソンは金髪がトレードマークなので黙認だったそうだ。まじスか?
大西は「しやったら俺かてトレードマークやわ」と思うだろね。

オオニシセンシュ応援サイト「miri's homepage」開設。(注:現在は閉鎖)
Webマスターmiriさんの手による、えらく男前な大西の写真が載っている。2、3年前のものらしい。

(すげー間あいてませんか>自分)

3/20
東京ドームの日本ハム戦で凡退したが、某サイトのBBSによると、都内の中日ファンご用達の店に現れ、喝采を浴びたようだ。

3/25
東京ドームで、日本ハム下柳からオープン戦第1号ホームランを放つ。


◆1999年大西崇之外野手個人成績
試合数55 打席数34 得点14 安打5 二塁打0 三塁打0 本塁打0 打点2 盗塁2 盗塁死1 打率.185

◆2000年大西崇之外野手個人成績
試合数49 打席数54 得点12 安打11 二塁打5 三塁打0 本塁打1 打点5 盗塁5 盗塁死0 打率.220

得点が安打より多いのは大西と荒木(1999年16試合4得点1安打、2000年40試合11得点2安打)だけの芸風。

なお試合数は、いわゆる大西出場を含まない。

*大西出場=ベンチ入りし、以下の業務を遂行すること。

【チェンジ/交代時の諸業務】
・投手交代の前=戻ってきた投手を真っ先に出迎え、ねぎらいの声をかける。
・相手の攻撃回の前=ホームではライト、ビジターではレフトの守備につく選手とキャッチボールを行い、終わったらそのボールと、センターから送られたボールを片付ける。
・味方の攻撃回の前=守備から戻った外野手に次のチェンジ時のキャッチボール用のボールを渡す。ホームではレフト、ビジターではライトの選手に渡す。

【トラブル時の斬込隊長】
(詳細省略)(立浪が見逃したあれはボールだった)(テレビ見て民事告訴したという一般人ムカつくがテレビ見て「ボールや」言ってる筆者も紙一重か)(とにかく起訴猶予=事件としない、で当然だ)(詳細省略)(ていうかあの日斬り込んだのは星野だし)(世間では星野が審判を亀裂骨折させたと思われてるし)(うまいよなぁ立浪)(一番損したのは大西だ)

【ベンチ最前列で声援】【うっかりハチベエ】【鳥越の想い出に色を添える】
(詳細省略)

(文責:東山にしこ)