偽仁志：朝から石井だって言ってたじゃん。トーチュウにも載ってたから前の日から噂はあったんじゃない？

偽南渕：あ、ほんと？　騙されてたのオレだけ？

偽仁志：だけど石井でびっくりしたからって、６連続三振とか７回裏まで連続計11三振とか、しなくたっていいじゃないか。去年巨人の原コーチに騙されて斉藤投手をあっというまに岡島に変えられた日（８月31日）みたいだな。「えー。ちがうひとー。このひとちがうー」って言ってるうちに９回終わってるっていう。

偽南渕：うまい左投手にはからっきし弱いからうちは。２つめのカードが巨人戦だけど、うちには工藤でくるんじゃないかな。

偽仁志：うあっ。開幕６連続三振は新記録らしいよ。石井一久結婚祝か。井上と鈴木にもくれよ！　祝い！

●野口アップグレード

偽南渕：のぐちんもなぁ。変化球打たれて、飯田と佐藤にそれぞれ２点タイムリーくらっておしまい。

偽仁志：カルビーのポテチでことし初めて出たプロ野球カード、ヤクルトの佐藤でさ、喜んでたらお礼されちった。

偽南渕：バカじゃないの。

偽仁志：今年は佐藤と飯田と真中と岩村と池山と古田が怖いよね、ヤクルト打線。

偽南渕：怖い怖い。古田以外スタメン全員ヒットだよ。ケガ人もみんな戻ってきたうえ、世代も変わったし、佐藤は化けたし。頼みの綱は、若松采配だけだね。

偽仁志：ペタジーニはカモにしてたけど開幕で２安打。うちの左はペタをレフトフライにしとめるのが得意だったんだけど、今年のレフトはディンゴ…。あー、もう言うのやめよう。

偽南渕：野口、６回までは得意のパターンで、被安打６本を０点で抑えてたんだけど。今年はもう通用しないかも、あれ。オープン戦で日本ハムにめった打ちされたし。野手も「毎回ランナー作戦」にはさすがにもう疲れてるんじゃないかなぁ。

偽仁志：野口は芸風を変えたほうがいいんじゃないか。問題児から偉人に変わった理由を週刊ベースボールにきかれて「自分ではわかっているけどここで言うことではない」って答えてたでしょ。あれは、信仰とか…？。

偽南渕：いや、宇宙人に拉致されて何か実験用の手術をされたんだよ。ほら、テレビの『Ｘファイル』でよくやってるじゃん。

偽仁志：……。

偽南渕：だから渾名が「宇宙人」なの。また宇宙人にさらってもらってバージョンアップするんだな。

偽仁志：せっかく私がインチキ宗教（ディンゴのレフト守備上達あるいは大西の打撃上達を信じる「Perfect Left教」。開幕までの期間限定でWeb上で布教されていた）やめたのに、また怪しいネタ炸裂か、このサイト。

偽南渕：定期的に効果をチェックしてるらしいよ、宇宙人って。

偽仁志：いいトシして変な本買うのやめろ。

●連覇より大切なこと

偽南渕：ことし、星野監督は「優勝」を口にしないね。

偽仁志：あー。

偽南渕：長嶋と刺し違える気なんだよあれは。

偽仁志：うー。予測どおり戦力落ちてるもんな。病人・けが人・欠員・未知の人ばかりで、去年のヤクルトと横浜を（悪い意味で）あわせたようなかんじだ。

偽南渕：とにかく巨人には勝つ。

偽仁志：あとは前半は広島、後半はヤクルトにまかせます。あす、あさってになったらまた違うことを言うかもしれないけど…。

＊翌日、福留孝介は早くも２試合目にして初失策という快調なペース。ただし試合は２戦め３戦めともに勝利、先発バンチと抑え岩瀬の好投、山本昌の好調、福留と春オトコ中村の活躍、４番らしいゴメスとかろうじて２番らしい立浪と、とりあえずやってるディンゴが印象に残りました。