| ●仕事しろ偽仁志 偽南渕（ラジオで「途中経過」）：この日の負けで、阪神タイガースにまさかの負け越しですね。私はこの日、社内行事で東京ドームに行ってました。
偽仁志（Webで結果のみチェック）：巨人横浜戦の観戦でしたっけね。
偽南渕：ライト側（巨人ファン側）内野席に座らされて…。
偽仁志：そりゃまた気の毒です。
偽南渕：でもこの試合の経過はラジオの「他球場の途中経過」で聴いてたよ。
偽仁志：あー。東京ドームのなかってＡＭラジオ聴くと雑音なくていいですね。私も日本ハムの試合見ながらよくやります。
偽南渕：ＴＢＳのアナウンサーが、
○やまさき先制ホームランを打つも、
●すかさず同点にされ、
○再び山崎がらみで得点するも、
●新庄の逆転ホームランを食らった、
と喜び勇んで途中経過報告をしていましたね。
偽仁志：「他球場の途中経過」って、何もしてやれないってかんじではがゆいよねぇ。いや、中継があってもそうだし、目の前で見てるときすら、実は何もしてやれないんだけどさ、気分的にね。
偽南渕：それと比較して、パソコンの前ではどーです？
偽仁志：いや。見てなかった。だって雨天中止かと思ってたんだよ。なんで試合やるんだよ！
偽南渕：怒るかふつう？
偽仁志：神戸海洋気象台（甲子園球場のある西宮市もカバーしている）の天気予報で５０％だっつってたけど、夕方ざんざ降りだから、もう中止とみなして、会社でミーティングしてたよ！
偽南渕：勤務時間中ならミーティングぐらいしなさい。
偽仁志：終わっても野球なんか忘れて必死で仕事してたよ！
偽南渕：しなさいたまには必死で。
●雨のブルース
偽仁志：雨天中止の基準って何なん。
偽南渕のマジレス広場
中止するか開催するかは、主催者球団に権利があり、ゲーム成立後は、中止の決定は審判団に委ねられると思います。
その際、主催者球団の意向がかなり強く反映されると聞きました。
５回表のビジター側の攻撃が終了した時点でゲームが成立し、裏の攻撃の途中で雨足が強くなってきたら、ホーム側がリードしている場合は、即、コールドゲームが宣告され、ホーム側の勝利となることがよくあります。
一方、ホーム側がリードされていると、なかなかコールドゲームの宣告がされないことがあります。つまり、そのゲームの開催費用を出すほうに、有利な形で進められるということです。商売ですからね。
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偽仁志：ちぇー。だいたいさ。阪神タイガースの選手はなんで雨でも滑ったり転んだりしないの！
偽南渕：李が転倒して坪井の打球を後逸、一塁走者の星野伸を生還させた件ね。
偽仁志：あと種田の走塁ミス。
偽南渕：しょうがないよ。バンチも６回３失点と不調だったし。
偽仁志：シューマッハなんか悪天候に強いんだよー。雨を味方につけて優勝しちゃうから、ファンは雨乞いするそーよ。
偽南渕：種目が違いすぎ。
翌日14日の２戦目は、山本昌が復活、岩瀬−ギャラードに気持ちよくつないで０封勝ち。死球があいつぎ一時は騒然としたものの、橘高は東京ドームで球音がどうとかいう巨人戦に出ていたので問題なし（そういう問題か？）。打線も地味に点を重ねて０対４で首位をキープした。
ただし９回裏の阪神の粘りはちょっと怖かった。
最近はよく９回裏に粘られる中日ドラゴンズだが、投打がよくかみ合ったこの日の試合に星野監督のご機嫌はうるわしく、翌朝のトーチュウには、２打点を追加して試合をキメた立浪と和やかに微笑みあう写真が地味に掲載されていた。
●なめたら怖いタイガース
偽仁志（公式サイトのスコアボードで観戦）：２回に小池が４点、３回に鶴田が４点、５回に佐野が４点。どこと試合やったらこんなに打たれ負けすんのよ。
偽偽南渕：阪神タイガース。
偽仁志：まじレスすんなよ！ 阪神タイガースなんかこのあいだNHKのニュースで「４連敗で最下位脱出」って言われたっていうよ。負けキャラよ。
偽偽南渕：最下位脱出って、13日のうちとの試合のことじゃないか。
偽仁志：あああっ。あんな雨の日の試合なんか、無効だよ。
偽偽南渕：神宮のヤクルト戦も雨のなかでやって、そっちは勝ったけど、無効なの？
偽仁志：神宮はいいの。ヤクルトファンが傘さしてるから。
偽偽南渕：わけのわからない因縁つけるなよう。
偽仁志：今回の阪神との負け試合は、２つとも、やまさきのHRで先制したのに負け。やまさき、先制HR禁止ね！
偽偽南渕：勝負師にそんなくだらない意地悪いうのはやめなさい。こんなのもう忘れるしかないよ。１５安打もしたし、終盤の代打オールスターズの粘りもよかったでしょ。これを次につなげてほしいね。
●監修者の責任感
偽仁志：代打といえば、阪神、終盤でカツノリと山田選手会長出して、捕手の虫干ししてたよ。
偽南渕：ていうかだれだよ「偽偽南渕」って。
偽仁志：だって本物の偽南渕さんが合宿研修会議でいなかったからさぁ。上の部分は偽仁志がひとりでやってる架空対談でした。
偽南渕：おいおい。待った待った。俺だって、３戦目はＮＨＫがＢＳ放送で中継やってたんで、合宿先のホテルの自室内のテレビで見たんだぞ。さすがに全部じゃないけどね。
偽仁志：全部じゃない！？ ってことは、もしや、２回表まで、とか…。
偽南渕：そーだよ２回表までだよ。
偽南渕のマジレポート
まず、阪神のハンセルと中日小池の連続三振ショーで始まったこの試合、投手戦を予感させる序盤でしたが、中日山崎が先制２ランを放ち、「これで有利に試合が進むな」と確信して、後ろ髪を引かれる思いで自室を抜け出し、合宿会議後にホテル内宴会場で行われた懇親会に参加。ここが、サラリーマン野球サイト監修者のつらいところです。
宴もたけなわとなったところで一次会終了となり、ここぞとばかりに自室に戻ってテレビをつけたのが８時半頃。あれ？ なんか、球場の雰囲気がさっきと違ってリラックスムードに…。
アナウンサーも解説者もどこか楽しそうに放送している。
「ここは敵地の甲子園。これはまさか、逆転されたのか！」
「でも、最近逆転が得意なドラゴンズのこと、きっと…」
と思っていると、スコアが映し出され「１２対２」。
「なんじゃいこれは！ 俺が山崎のホームランを見たあと、１点も取らずにメッタ打ちにあってるじゃん!!」
もう、怒りを通り越して、良いイメージだけをもって８時半まで過ごすことができたおのれの幸運を噛み締めていたしだいでした。
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偽仁志：将来、わが命つきるときには、タイミングに気をつけて神に召されたいものであるよのう。
●恒例のグルメ大会
偽南渕：次は札幌でヤクルトと土日の２連戦だ。北海道遠征って選手もすごく楽しみにしてるらしいよ。
偽仁志：ほおお。北海道ねぇ。去年、３対８から９回裏にベイスターズに大逆転されて負けた楽しい試合があったのう！ その前の年も同じ北海道で同じベイスターズに同じことされたのう！（そっちは日没コールド）
偽南渕：そういうのじゃなくて、食べ物とか。去年の対談でも言ったけれど、北海道ではカニをいっぱい食ってキチン質を摂れって指令が出ているに違いないんだ。
偽仁志：ものなんか食うな！ 試合すんだら帰りなさい！ ルームサービスの焼きおにぎりか機内食でも食ってなさい！ 武田を見ろ。去年、「野球をしにきたのであって、飲食に来たのではない」つって、ススキノ行かずひとりで帰ったよ。
偽南渕：そんな変人は武田だけなんだよ。地元のファンクラブや後援会からの接待もあるんだし、いいんだよ。飲み食いも仕事のうちなんだよ。
偽仁志：だったらしてよ、仕事。支配下選手全員で手分けして『ぴあグルメSAPPORO』の執筆とテレビの『くいしんぼ万歳！』出演（やまさき、中村、井上、大西、山本昌限定）と２時間ドラマ『グルメ旅殺人事件』の企画出してよね！ 『ぴあグルメ』はDTPまでやれよ！ 誤植出すなよコースケ！
なお、井端がいないためショートでスタメンの福留は８回裏新庄の打席で第６号エラー。
翌16日、ドラゴンズは移動日で試合はなかったが、巨人と広島が勝ったので３位転落。
で、北海道キチン質摂取計画はどうなったか。南西対談14をお楽しみに…しないほうがいいよ。 |