| 2000/09/16 【本日のテーマ】 南西対談28：レースは続く data: 9月1日（ナゴヤドーム） 巨人 ０００ ０１４ １５３｜14（首位、マジック１７） 中日 ００１ ０００ ０５０｜６（２位、7.5ゲーム差） ●投手 巨人＝工藤−野村−木村−南 中日＝野口−正津−朝倉−宮越 勝投手＝工藤（１９試合１２勝４敗） 敗投手＝野口（２７試合６勝９敗） ●本塁打 村田善（Ｇ）３号、江藤（Ｇ）２７号、松井（Ｇ）３６号、山崎（Ｄ）１６号、村田真（Ｇ）４号 9月2日（ナゴヤドーム） 9月3日（ナゴヤドーム） |
| 偽仁志（ラジオとかWebとか）：ことしなんで巨人に独走されたか、それについてどう思うかは、さんざん言ったからもう言わない。金満野球とか全員４番とかそういう批判は相手の胸に批判として届かないからもう言いたくない。 偽南渕（Webとかテレビとか）：わかったわかった。巨人にマジックがついたあともペナントレースは続くのだよ。続くからこそ、立浪と中村の１５００試合出場も山本の２０００回投球も達成された。 偽仁志：ベイ駒田の２０００本安打もね。あれさ、おかげでレフト立浪が駒田の打球をぎりぎりで捕れなかった映像がテレビで何度も繰り返されてさー。 偽南渕：あれを見て私は「たっちゃんの唄」第二弾を作りました。 偽仁志：見たよ！ 何だよあれ。 偽南渕：『竜の巣』に上げておいてねー。 偽仁志：あのさ、第一弾って、ぜんぶほんとのことじゃん？ 第二弾までそう思われたらまずいよ。 偽南渕：じゃ、あれは偽南渕の妄想であって事実とは言ってないって書いといて。 ●坊ちゃんの面倒はお任せください 偽仁志：その「たっちゃんの唄」にある、たっちゃんが監督の甥っ子筒井のめんどう見るってのは三十一郎さんの『Dragons Flash！』の『優勝記念旅行』ムービーからいただいたネタですけど、どういうめんどうみるわけ。 偽南渕：外野の心得。 偽仁志：打撃じゃないんかい！ 偽南渕：レフトもやるんだからたっちゃんは。 偽仁志：やるけどさ。本職じゃないし、あれだけ本人いやがってるじゃん。 偽南渕：でもエラーしないよ。 偽仁志：しないのは打球に追いつけないからだろ！ 偽南渕：だからいいんじゃない。いかに「今の当たりじゃレフトが追いつけないのもムリはない、打った〇〇を誉めるしかない。まあ、本職じゃない人が無理矢理やらされているんだから、これはエラーじゃなくてヒットだ」と公式記録員に思わせるか。この技を教えられるのは立浪だけだよ。 偽仁志：ろくなファンいないねえ、あのヒヨコちゃん。 巨人戦ではさえなかったヒヨコちゃんは続く横浜３連戦で活躍しました。 |
| data: 9 月 7 日（ナゴヤドーム） 横浜 2 0 0 2 0 2 0 0 0 ｜6 |
| ●球春きたる！ 偽仁志（Web観戦）：ドラゴンズお得意の投手戦じゃん。 偽南渕（同じく）：ど、どこが…。 偽仁志：だってうちの初ヒット、前田だよ。ベイの先発、男前投手陣の福盛は２安打もするし。 偽南渕：そういうのを投手戦というのではありません。それからうちの初ヒットは立浪。前田はその次。 偽仁志：あっそーか。あんまり貧打だから忘れてたよ。でもさ、きょうは真の開幕かもしれないよ。 偽南渕：はいはい。 偽仁志：３月や４月や５月を思い出す内容だったでしょ。 偽南渕：たとえば。 偽仁志：セキちゃんもゴメスも打てない。 偽南渕：それ、ずっとだよ。 偽仁志：いや、それに加えて、立浪がひとり気を吐いて二塁打四球四球（＋三振）、しかも走ったみたいだし。 偽南渕：春男の中村も打ってましたね。ま、井上もだけど。最初の１点は関川の犠牲フライによる井上の得点だね。 偽仁志：で、とどめに大西ホームランだよ！ オープン戦の春の椿事を思わせる大西ホームラン！ しかもマウンド上は木塚。 偽南渕：５月の橘高事件のときに投げていたベイの新ストッパーね。 偽仁志：因縁の大西に持っていかれ、あまりのことにびっくりした木塚ちゃん、甥っ子に死球を！！ 偽南渕：どんなホームランだったの。 偽仁志：それが、フジテレビのプロ野球ニュースに間に合うように走って帰宅したのに、映さないんだよう。『KAZUKI☆EXPRESS』や『Miri's HomePage』のBBSの情報だと、大西本人もびっくりしていたらしいよ。 偽南渕：そういえば、昔、大西はベイのササキ様からもホームラン打ってたよね。最初、そのことをすっかり忘れていて、「大西プロ入り初ホームランじゃん！」て喜んじゃったよ。 偽仁志：ベイのストッパー殺し・大西！（大げさです） ●狙えＢクラス 偽南渕：きょううちがベイに負けると讀賣のマジックが減るの？ 偽仁志：えーと。えーと。あーもう年寄りに難しい計算さすなよー。どうせ讀賣は優勝するんだからもう知らんあんなチーム。 偽南渕：ほんとは３位のほうがいいんだよね。 偽仁志：そうそう。なまじ２位の座を守ると、このオフ、何かというと「ジャイアンツ、２位中日に〇ゲーム差を付けて圧勝」と言われるわけだ。 偽南渕：それに２位だと、「これだけ巨人にマークされ、戦力も落ちたのに、２位とはよくやったほうだ」って選手もファンも安心しちゃって、来年はボロボロになる危険性があるからね。とにかく、すんなり２位で終わらないほうがいいんじゃない？ 偽仁志：ボロボロに。なりそう、なりそう。 偽南渕：だいたい、得失点差で失点がはるかに多い２位なんて前代未聞だよ。チームの防御率・打率・本塁打数・得失点差からすれば、２位がヤクルトで３位が横浜、うちは４位が妥当なところじゃない。 偽仁志：なんで２位なんだろう。 偽南渕：「さっぱりわけが若まつ采配」と、「権藤鯨のダンディ野球」のお陰でしょうね。 偽仁志：あー。ここ、三十代以上の駄洒落は禁止なのに。 偽南渕：「いっそのこと、東京ドームで相手の胴上げを目に焼き付けて悔しい思いをして、選手たちに来年に向けてのファイトをかき立たせてやる」。これが星野監督の選手たちに対する「愛情」かもしれないねえ。結局、彼の根幹にあるのは「明治魂」ですもんねえ、良くも悪くもね。替え歌の『燃えよミレセンズ』はそのあたりを少々表現してみました（自己宣伝中）。 偽仁志：９月２３〜２４日の東京ドームのG-D戦、もうやらなくていいよー、なんて思ってましたが、ある意味ファンの心にも刻まれる試合になるかもしれませんね。 |