| 2000/09/26 【本日のテーマ】 南西対談31：ＫＫコンビかわいそう data: 9月24日（東京ドーム） 中日 ０３０ ００１ ０００｜４（２位） 巨人 ０００ ０００ ００5x｜５（優勝決定） ●投手 中日＝前田（9回裏無死１、２塁迄)−ギャラード 巨人＝上原−槙原−木村−平松 勝投手＝平松（１４試合４勝１敗） 敗投手＝ギャラード（４９試合１勝２敗３３ｓ） ●本塁打 中村（D)４号、江藤（G)３２号、二岡(G)１０号 ●福留孝介第11号失策（プロ第30号） |
| 偽仁志（ナマ観戦）：神様仏様稲尾様。試合前に「巨人、勝つならチョソンミン出せよ。あたしにそのくらいのサービスしろよ」つったのも、中村３ランで先制したとき「あとから『あのときが一番幸せだったね』って思うのかもね」って言ったのも、立浪が１点加えたときに「ドラゴンズの４点リードは５点ビハインドも同然だからもっと点とれ！」とほざいたのも、全部冗談でした。取り消します。お許しください。本気にしないでくださいよう。 偽南渕（ナマ観戦）：今年を象徴するような試合でしたね。 偽仁志：でしたね。「えっ、０−４で９回裏まで勝ってたのに？」って思うけど、こうしてみると、結局上原以外からは点が取れてなかったんだね。チャンスは作るのに。 偽南渕：これでわれわれは２年連続で胴上げ試合を見てしまいました。 偽仁志：見に行くからには「秒殺禁止！」を願ったけど、９回裏に秒殺されてしまいました。逆秒殺でしたね。 偽南渕：まあ、覚悟してたんだけどね。 偽仁志：1994年や1996年の10月決戦の悔しさよりはずいぶんマシなんだけど。なんかリアリティがなくて、勝ち試合のあとパラレルワールドにでもふっとばされたみたいでぼーっとしてましたわ。 偽南渕：試合終了後になんですぐ帰らなかったんだよ。 偽仁志：優勝決定後のようすを、去年のうちのときと比べたりしたいじゃん。地元で勝つとすぐ表彰だし、ペナント持って歩くときに『威風堂々』なんか流すし、ことが段取りどおり進んでいくのが芝居みたいでおかしかったよ。 偽南渕：だけどのろのろしてたから、帰り、巨人ファンの波にまきこまれちゃったじゃん。 偽仁志：いやー。清原がどうしてるか心配でさぁ。結局よく見えなかったけど。 偽南渕：スタメン発表には清原の名があったのに、試合が始まる直前にマルティネスにかえられてたね。練習中に左わきばらをいためたとかで。 偽仁志：清原がどれだけ巨人で優勝したかったかを思うと気の毒ですね。 偽南渕：まあね。 偽仁志：あのままうちが勝ってたらそれは清原が欠場したせいだよ。どのみち悔やみきれなかっただろう、清原。 偽南渕：なんで清原のせいなの。 偽仁志：説明しましょう。うちの先制点は立浪の幸運なヒットがきっかけですね。あれ、清原がファーストならアウトでした。 偽南渕：あれはたっちゃんがいっしょうけんめい走ったからだよ。 偽仁志：走ったけどアウトだったよ。でもマルティネスが、立浪の打球をのろのろとさばき、１塁カバーに入ろうとした上原のじゃままでしたため、セーフになっちゃった。そのあと種田が続いて、中村の３ランで先制。土曜にナイスキャッチを見せた清原だったら、ぜったいそんなプレーはしないのに。 偽南渕：でもセーフになったほうの勝ちなの。 偽仁志：このところのたっちゃんは、チームに火をつける力がありますね。上原攻略はバッチリで、そのあとも中押し点を入れてた。 偽南渕：23日には第９号ホームランを放って読賣の胴上げを阻止してました。ぜひ２桁打って欲しいね。 偽仁志：打率３割もキープしてね。３割１分の壁の前でどたどたしてますが。 偽南渕：たっちゃん、練習のとき、投手が使う防御ネットのところで筋トレしてたね。 偽仁志：あれいつもやってるよ。バーベルはいいけど、不安定な防御ネットでけんすいするのは腰に悪そうだけどどうなんだろう。あと、東京ドームの備品が壊れたらファイターズの選手がかわいそうだ。 偽南渕：ていうか、試合直前にあんなことしても疲れるだけじゃないだろうか。 偽仁志：週刊プレイボーイのインタビューでは「人のおらんとこ」で練習する主義だっていってたけどねぇ。一種の儀式なのでしょう。 偽南渕：あと投手陣は、最多勝、最優秀防御率、最多セーブの候補になっている。ぜひこのままいって欲しい。 偽仁志：それから（１）山本昌をはじめとする投手のホームランや猛打賞。（２）井上か立浪あたりでサイクルヒット。あと（３）先発全員安打。 偽南渕：キミはやっぱりその３つが好きなのね。 偽仁志：好きっす。そういえば横浜戦でヒットを打ってた前田、この日は打撃が不調だったなぁ。 偽南渕：なんで打撃の話をするんだよ。前田については、あのすごい好投ぶりにふれるべきでしょうが。緩急織り交ぜてコントロールよく攻めるさまは、全盛期の今中が乗り移ったみたいだった。 偽仁志：あれ中に今中入っていたんじゃないか。でも今中のほうが大きいもんな。じゃ、あれ実は今中だったのか。 偽南渕：その好調前田の完封で勝利が目前に、というところで元木、高橋由の連打、ギャラードも松井に打たれて無死満塁だ。
そのほか、印象的だった人。 |