対巨人東京ドーム３連戦

５月１日

中日　００８　２０１　００６｜17（２位）
巨人　０００　０００　０００｜０（首位）

■投手
中日＝川上
巨人＝工藤−木村−平松−野村

勝投手＝川上(５試合１勝１敗)
敗投手＝工藤(５試合１勝３敗)

■本塁打
ティモンズ２号、山崎武５号、ショーゴー１号、山崎武６号（すべて中日）

５月２日

中日　１００　０００　０００｜１（３位）
巨人　１００　２００　００ｘ｜３（首位）

■投手
中日＝前田幸−正津−遠藤−岩瀬
巨人＝入来

勝投手＝入来(４試合３勝)
敗投手＝前田幸(５試合１勝４敗)

■本塁打
Ｇ江藤１０号

５月３日

中日　０００　０００　０１０｜１（３位）
巨人　０１０　０１０　００ｘ｜２（首位）

■投手
中日＝バンチ−落合
巨人＝鄭�a哲

勝投手＝鄭�a哲　(３試合１勝)
敗投手＝バンチ　(５試合１勝３敗)

■本塁打
Ｇマルティネス１号、Ｄ中村１号

●まいったかミンチョル

偽南渕：今年のウチって鄭�a哲に負けた試合で初対面の投手に５連敗？　つまらん記録をのばしてどうするんだ。

偽仁志：いっぽう我々は５月３日に東京ドームに出向き、「５月の連休中に中日戦を見に行くと負ける」という記録を３年連続にのばしました。

偽南渕：しかもまた、今年も、試合のあとに３年連続中華料理を食ってしまったから、さらに連敗記録はのびるかもしれん。

偽仁志：ただし、１９９９年は横浜の川村、２０００年は巨人の桑田と、２年連続して相手チームの先発投手に打たれましたが、ことしは違いました。

偽南渕：バンチのほうは２安打したけどね。

偽仁志：相手の鄭�a哲は３三振で完封してやった。へへへ。ざまみろ。

偽南渕：よかったね。

偽仁志：あと、投手がバンチから落合に替わった８回裏に二岡の代打で清原が出てきました。なぜか落合は緊迫した場面で清原と対決すると勝つんです。あれはナマで見れてよかった。

偽南渕：８回表の中村の怒りのホームランもあったね。

偽仁志：鄭があわや危険球みたいのを放った直後でした。

偽南渕：それまでとスイングのスピードが全然違ったもんね。本人の談話では、「何としても出塁したいというのがよかった」というものでしたが。

偽仁志：これで中村は本塁打の数で立浪に並び（１本）、打率で立浪を越え、出塁率や打点はまだ及ばないものの、二塁打数と得点はあとひとつに迫り、それから…。

偽南渕：立浪と中村の個人成績争いに着目しているのは日本中でキミだけだからそのへんでやめておきなさいね。

●ふんづまり問題

偽仁志：メーデーには工藤がストライキでもしてたのか、うちがとんでもない攻撃で大量得点してしまいました。

偽南渕：今年の工藤に抑えられていたのはうちだけだったからね。波留に「低め狙いじゃだめだ。ヨコハマでは高めの甘い球を狙ってた」と教えてもらったらしい。今までのうちの狙い球って何？

偽仁志：あれは川上の完投完封勝利をともなったところに価値がある気がします。が、翌日からはすっかりいつもの芸風に落ち着きました。

偽南渕：波留の知恵を借りたり、徹底的に右打者を揃えたりして打ち勝った１戦目ですが、ゲンかつぎと、使ってもらって勝って気をよくしている連中のやる気をそがないために、２戦目も同様の打線でいって失敗しました。あそこで連勝して勢いを作らないところがドラゴンズ。

偽仁志：１戦目の大勝を星野監督は「ふんづまりが一気に治った」と表現されたようですが、便秘がくせになっているときは、浣腸で一気に排便しても一時的な効果しかないんですよね。

偽南渕：やっぱり食生活だな。繊維質をとらないと。

偽仁志：あと、規則正しい生活。大腸を刺激する生野菜や水分を欠かさない。トイレにはとりあえず行ってみる。お腹を冷やさない。便意をがまんしない。運動不足もよくないよ。

偽南渕：カープほどじゃないけど運動は足りてるはず。いろんな特訓や研究してるらしいのになぁ。

偽仁志：その点、私は朝からおトイレで日ハム顔負けのビッグバン♪

●ボールパークへ行こう

偽南渕：まだ便通の話してたのか…。野球の話は？

偽仁志：…。そんなドラゴンズも、試合前の練習ではさわやかなお通じ見せてくれるよね。

偽南渕：打撃の好不調や、森野の超福留級の守備なんかも見せられるけど。

偽仁志：でも練習見るのは楽しい。ほっぺた赤くしてごきげんのテルとか、打撃練習のあとで張本にアドバイスをもらって素直にうなずいてる立浪とか、かわいいし。

偽南渕：やまさきはいつもだけど、井上や福留も、練習ではいい当たりしてた。福留は９回表に代走で出てたけど、せめて代打に使って欲しかったな。本人も「オレは代走要員なんだな」と思ってめげてしまうしね。

偽仁志：それから山本昌に小突かれたり、カメラ向けられてるのに中村武志がわざと前を横切ったり、明らかにいじめられている解説者の人がいて、「もしや」と思って双眼鏡で見たらやっぱり川又米利さんでした。

偽南渕：テレビのなかだけじゃないのか、川又のいじめられキャラは。

偽仁志：試合前に、そんなもろもろが見られるだけでも、お金を出し、列に並んで球場に行く価値はあると思います（けっこう本気）。

偽南渕：そうそう。一昨日完封したケンシンが、中日側のベンチ前で女子アナの一人につかまって５分以上のロングインタビューを受けてました。観客席のケンシンファンの「キーッ。私のケンシンに近寄らないで」という冷たい視線にも負けずに。さすがプロです。

偽仁志：それを５分間観察していた偽南渕は何者。
（2001/5/4）