■最近の成績：
７月17日　中止
７月18日　●１−５対横浜
７月19日　●０−６対横浜
（以上ナゴヤドーム）

阪神と同率３位で前半戦終了、勝率は４割６分３厘でリーグ５位、借金６

７月18日
横浜　００３　００１　０１０｜５　　
中日　０００　１００　０００｜１　　

■投手
横浜＝川村−米−杉山賢−木塚
中日＝野口−川上

勝投手＝川村(９試合５勝１敗)
セーブ＝木塚(４６試合５勝５敗１Ｓ)
敗投手＝野口(１６試合８勝３敗)

７月19日

横浜　１１２　１００　１００｜６
中日　０００　０００　０００｜０

■投手
横浜＝バワーズ−三浦
中日＝山本昌−小山−遠藤−正津−落合−岩瀬−ギャラ−ド

勝投手＝三浦(１４試合６勝３敗)
敗投手＝山本昌(１７試合６勝６敗)

偽南渕：前半戦、借金生活で折り返しただけでなく、試合の内容がひどい。

偽仁志：Ｗｅｂ上でもあちこちで嘆きの声が。

偽南渕：オールスター中にスタッフ入れ替えがあったけど、監督の去就も話題に上ってますね。で、みんな無気力になってるんではないかと。

偽仁志：ドラゴンズが下降線描いてるときはいつもその話が出るんだよ。巨人が強いと「日本のプロ野球はつまらなくなった」ってすぐ言うしさ。

偽南渕：みんな個人事業主なんだから、ちゃんと考えてるよ。まず前半戦の最初と最後に先発した山本昌ね。

偽仁志：マサ、２戦連続ノックアウトなんですけど。

偽南渕：そこに深謀遠慮があるんだよ。今シーズン限りの引退路線の伏線作りをしてるの。

偽仁志：つつついに引退！？

偽南渕：そうとは限らないけどさ。用意は周到に越したことないんだよ。だって山田久志が監督代行になり、来期正監督に昇格を受けたら、チーフピッチングコーチが空席になるんだよ。

偽仁志：鹿島さんは？

偽南渕：今シーズンの投手陣不振の責任を取るカシマコーチにチーフ昇格の目はない。腹心の部下がほしい山田にとって、生え抜きの山本マサの存在はピッタリ。

偽仁志：ぬぬう。

偽南渕：つまり、私の読みは、来シーズンからいきなり山本マサチーフピッチングコーチの大抜擢人事です。

偽仁志：私も１９９９年には次の監督は山田久志だと思ってたけど、そうとも限らなさそうじゃん。

偽南渕：山田監督の目が無くなった場合は、コーチ就任が夢と消え、家族が路頭に迷わぬよう、シーズン後半に「山本マサ、奇跡の復活」劇を演じ、またまた現役の高額所得者を続けると読んでいます。

偽仁志：奇跡の復活はありそうだけどね。で、のぐちんはどういう作戦だったんでしょうか。連続四球＋福留エラー＋種田の活躍で、もう別人みたいに煮詰まった顔してましたが。

偽南渕：あの負けは、サービス残業の拒否権発動です。

偽仁志：残業なんですか、今のドラゴンズの試合は…。

偽南渕：今シーズンは、当初は投手陣の働きで貯金で食いつないでいました。でも今は、働いてもチームがボロ負けだから、個人的に勝っても給料に反映されない「サービス残業」となってしまいます。

偽仁志：労組に泣きつこうにも、委員長が立浪だしネ！

偽南渕：「投手の肩は消耗品」ですから、これからは、投手陣はみんな、気合を入れずに、いかに死んだフリをして投手寿命を延ばすかに専念し始めます。

偽仁志：そんなに次々に呪いを繰り出さないでくださいよう。

偽南渕：いやいや、その中で頑張る投手も出てきますよ。今年まだ実績がなくて、とにかく使ってもらってアピールしたいリストラベテラン組と若手です。

偽仁志：７月には朝倉を上げて先発させたし、中里もフレッシュオールスターで好投して表彰された。いよいよ少年野球か。

偽南渕：星野先輩がいなくなったら、武田はどうするか、見もの。「日ハム時代はユニフォームがいやだった」とテレビで言ってたけど、日ハム、かっこよくなったから、出戻りトレード志願かも。

（2001/7/25）