●江藤トラウマ

偽南渕（テレビ観戦）：キミの好きな日ハムが優勝したね。小笠原選手がＭＶＰに輝きました。

偽仁志（テレビ観戦）：これで、ファイターズはテレ東の偏向報道で目立つだけでなく、実力でも強いことがわかりました。

偽南渕：うちは最初からあまり芳しい成績でなかったので、見ててもあんまり気分が盛り上がらなかったなぁ。

偽仁志：いちいち優勝しなくてもいいけど、巨人よりは上にいってほしかったねぇ。

偽南渕：巨人は江藤の活躍が大きかったかな。「学生時代にちょっとやっただけ」だそうですが。

偽仁志：ああ、やっぱりうちのこの成績は江藤がうちに来なかったせいですね！　運動神経のよさそうな選手が揃ったカープ（東出、新井、町田）が１１位なのも江藤がふぁ〜（ＦＡ。(c)みずしな孝之）で出ちゃったからですよ。

偽南渕：そういう、みんなが乗り越えようとしていることを蒸し返すのはよしなさい。

偽仁志：蒸し返すといえば、「種田、オフの全国区番組にいっぱい出てるなあ。野球以外で不祥事があっても、がんばって乗り越えたから出られるんだね、巨人の連中とは違うよ」、と元旦にキレイに感動してたら、江藤も出てるがなー。（このあとスポーツフェスティバルには上原も登場）
       
偽南渕：最後は総合得点１位のファイターズと２位のベイスターズの、つまり奇しくもセとパの決戦になりました。

偽仁志：うちの選手たちが素直にベイスターズ応援している映像がインサートされてましたね。

偽南渕：そのときにアップになったのが鈴木郁洋選手。「皆さん見てください。あの中日にもこんなかっこいい選手がいました」といことかもね。

偽仁志：テレビはいくらでも編集できるから、ほんとにフミが横浜応援してたかどうかはわかりませんけど。

偽南渕：うちの見せ場はフミヒロの美男ぶりだけなんだから、素直に受け止めなさい。

●あやうし、ドラファン！

偽仁志：さて、どういうゲームだったかというと。最初はセ・パ１チームずつ、同じ順位どうしでふつうにゲームをしました。

偽南渕：ドラゴンズはパ２位のライオンズとやりました。なんと１点差の１２７点で負けてしまいました。

偽仁志：カープの東出が、器用そうなのにへたなのがおかしかった。

偽南渕：同じテレ東のクイズでは冷静で頭いいとこ見せてましたが。

偽仁志：もっとおかしかったのが、去年このサイトの「開口選手名鑑大賞」をとった新井貴浩が、ボーリングの投球のときまで開口していたことです。

偽南渕：次は「魔のトライアングル」。３本離れて立ってるピンを倒すゲームです。うちからはフミが出て、２本倒した他の３チームと決戦になりましたが敗退しました。ここで優勝したのはファイターズの小笠原です。

偽仁志：続けて東西対抗混合試合。セのイースタン対パのウェスタン、セのウェスタン対パのイースタンでやりました。うちは関川が出ましたが、パのイースタンに負けました。

偽南渕：さらにボーナスゲーム。３０セコンズといって、３０秒で何本倒せるかという勝負。６レーン以上使わないと失格です。

偽仁志：この３０セコンズでは種田が１位ヤクルトに１点差で迫る好成績を残してくれました。

偽南渕：以上、淡々とご報告いたしました。

偽仁志：ただ、３０セコンズの映像にはＢＧＭとして各球団の公式応援歌や球団歌が流れたんですよ。

偽南渕：あーそうだっけ。あまり覚えてない。

偽仁志：えーっ。それは危機管理が不足してません？　中日は後のほうだったので、もうあの公式のヤツが流れやしないかとわたしゃドキドキしましたよ。

偽南渕：危機管理って、ドキドキしてるだけじゃないか。

偽仁志：そうだけどさ。結局ミレニアム版の燃えドラだったのでほっとしましたよ。坂東英二の声にあれほど安堵を覚えたのは、これが最初で最後だと思います。