2003年６月６日　CSフジテレビ739『プロ野球ニュース』
谷澤健一の高橋建退場処分に関する発言

（５日に退場処分となった高橋と新井に対し、セリーグが処分を発表した原稿を読む。新井の退場については塁審の「初歩的ミス」だと断じる）

谷澤「（高橋は）マウンド降りる際に谷球審の方へボールをこう、無造作にこう投げたんです（左手で投げるしぐさ）。
広島のダグアウトあるでしょ。その右端にボールボーイが立ってるんですね。その横に審判の控え室があるんです。そこで谷球審がマウンドとは背を向けて、その横、右横ですよ、ネットのとこにガシャンと当たったんですね。あきらかに狙ったような。
それはね、以前ガルベスのそういうのがありましたよね。それに少し匹敵するのでは」

（大矢明彦が「退場のあとに戒告を出すなど処分が厳しくなっている。しかし何かあるとすぐ退場と言われるのではと現場が萎縮しないか」といった発言）

谷澤「（関根潤三に）きのう関根さんね、高橋投手の、私説明不足だったんですけども、ああいう行為を厳しく言いましたらずいぶん投書来たそうですよ」

関根「へぇ。ぼくちょうどテレビ（６月５日の『すぽると！』と思われる）見てたんですけども。
高橋建がふっとボールを放ったとこだけ画面があったの。そしたら何かトスバッティングで放るみたいに軽くふっとボールを放ったかんじだったの。全体が見えないんでぽーんと放ったんで、あれ？　どこに放ったのかなという、わりあいのどかな雰囲気。
（スタジオ、笑い声）
そうなの！
したら退場だって言うんでびっくりしてますけど」

谷澤「確かにおとなしい男なんでね、高橋投手はね。だから驚いているんですけど」（と話を終わらせて当日の試合結果の報告に移る）