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高橋建カレンダー
FA権獲得 |
毎年七月に見られる行動と現象
オールスターゲームに出場するが成績は毎年下がる
公式戦では１勝ぐらい
二〇〇四年七月は？
オールスターには不出場
２日ＦＡ権獲得、「感謝している」、
行使については「それどころではない」と
不調な選手がＦＡ権獲得したときのお手本のようなコメント
６日は金本に犠飛と３ランで４点献上、４回で降板
球宴直前８日の阪神戦では２−１と勝っているところで衝撃の中継ぎ登板、
「カープファンの心配をよそに（『コイバット』さん）」５回表は三者連続三振
６回にまたも金本に一発を浴び同点に、７回は０封、
後で気づいたが金本の一発がなかったら勝利投手だ、凄い温情起用である
その後チームが勝ち越ししてくれて天野が勝利投手に
とりあえず首脳陣が後半もローテから外す気がないことがわかった
球宴明けは15泊の死のロード２日目の横浜戦に先発
球が浮き体は重く先頭打者HRを皮切りに４回６被安打５被本塁打
しかし昨年の先発陣で開幕以来ローテにいるのは高橋ひとり
二軍にやらないのは首脳陣が失敗を認めたくないからだろう
そうこうするうち故障の季節がやってくる
今年１年を棒に振らないことを祈るしかない
死のロードにはずっと随行し、24日の中日戦、得意のナゴヤドームで
投球フォームも変えて珍しく５回を好投
苦手アレックスに２ランを浴びるもまずまずの出来、ただし試合はマケ
続く30日はまた初回からベイに３点献上、
立ち直ったイニングもあったがイニング単位でしかほめるところがない
５回５失点、６−５でお役御免、市民球場今季初勝利か？
と思われたが世の中そんなに甘くない、黒星はつかなかったが逆転マケ
12球団最下位を争う防御率、マケ数、非本塁打数
結局今年の高橋に残されているのは「ずっとローテにいること」だけ
ファンの罵声とため息を浴びつつどこまでふんばれるのか
筆者の心配をよそに、桃のハコを両手で持ち財布をちょこんと乗せて
球場を出るところを出待ちのファンに目撃されあいそよく返事をする
気のいいおじさんっぷりがYahoo!掲示板で報告されるのだった
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高橋建カレンダー |
毎年八月に見られる行動と現象
好調とは言えないし勝ち星も増えないのだが
月末近くに好投し翌年のカレンダーのいい位置を獲得
二〇〇四年八月は？
＞ファンの罵声とため息を浴びつつどこまでふんばれるのか
答：２イニングだけ
８月６日、福山球場で３月に傷めた右足の痛みで自ら降板、
７日に広島市内の病院で「筋挫傷（肉離れ）」と診断され登録抹消
本格的ランニング開始までに１〜２週間かかると報道された
ちなみに６日は中日戦、井端とアレックスにソロ弾浴びて２回２失点
13日、由宇で芝のスタンドをランニング
14日、グランドをゆっくり走って歩いて戻る
以上、ならびに球団の人に挨拶するところがファンに目撃される
ここまでの成績は以下の通り、※はリーグ最下位、◆は12球団最下位
※防御率：5.53 18試合３勝10敗 ◆勝率.231
被安打122 ◆被本塁打24 失点66 自責点59
関係ないけど母校の横浜高校が甲子園大会神奈川県代表に
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高橋建カレンダー |
毎年九月に見られる行動と現象
不調から回復しそうで回復せず
後半に登録を抹消される
チームはちょっとした連勝を続けて「もしや」と思わせる
二〇〇四年九月は？
左腕ベイルが神宮で好投した翌日3日の昼間、
由宇の近鉄戦で5-9で迎えた9回表に登板
下位打線とはいえ左飛−見逃し三振−遊ゴロと７球で３者三振
その裏カープが追い上げムダに勝ち投手になりかけるも8-9で終了
球速は平均138km/h、最速141km/h
10日に同じく由宇で広島二軍の最終戦に長谷川の敗戦処理で登板
６回は三者凡退、空振三振を含む「完璧な投球（公式サイト）
７回は四球＞味方のエラー＞４失点と傷口を広げる
２回１１人45球４安打２自責点
これでおしまい、１軍にあがるとしたらベイル帰国後の10月か？
球速は平均140km、最速143km
どうでもいいがその前日に瀬戸の引退試合があり
胴上げの輪の外輪にいる写真がWebに掲載された
はしゃいでいる長谷川と対照的に西山・横山とともに
「引退する三十路選手」から少し距離を置くのであった