広島東洋カープ
2004年カレンダー
卓上カレンダーによる修正研究

バイトカープファン　東山にしこ（時給５５０円）

2004年1月24日、広島東洋カープの卓上カレンダーが発売されました。
公式Webサイトで紹介された掲載選手は以下のとおりです。

卓上カレンダー掲載選手（カッコ内は壁掛けでの掲載月）

３月＝木村拓（５月）
４月＝黒　田（６月）
５月＝新　井（８月）
６月＝前　田（８月）
７月＝野　村（６月）
８月＝緒　方（７月）
９月＝高　橋（５月）
10月＝佐々岡（４月）
11月＝永　川（７月）
12月＝長谷川（３月）
１月＝石　原（３月）
２月＝森　笠（10月）

筆者による予測は以下のとおりでした。

卓上カレンダー掲載選手予想（カッコ内は壁掛けでの掲載月）

３月＝緒　方（７月）
４月＝佐々岡（４月）
５月＝黒　田（６月）
６月＝木村拓（５月）
７月＝永　川（７月）
８月＝前　田（８月）
９月＝新　井（８月）
10月＝野　村（６月）
11月＝東　出（２月）
12月＝高　橋（５月）
１月＝石　原（３月）
２月＝長谷川（３月）

メンバーは12人中11人的中。東出がハズレ。森笠が来ることは読めませんでした。
掲載月は…１月の石原しか当たってませんね。

卓上カレンダーは再三ご案内のとおり、壁掛けカレンダーの人選をシーズン終了後に見直して修正した結果を表しています。
その修正結果を昨年にひき続いてグラフで見てみましょう。

セリーグのシーズンを水色の線でかこみ、カープが強い、開幕〜６月までを白地にしてみました。

壁掛けでは最高評価の５月だった高橋と木村拓は、どちらもあんのじょう白地ゾーンから外れましたね。代わりになんと大ブレーキとなった新井が５月です。期待してるってことですね（株式会社広島東洋カープ商品販売部が）。

高橋は昨年と同様、人選後の９月に故障で三軍に落ちたことが影響しての離脱と思われます。しかし12月まで落ちた昨年と違い、まだ野球をやっている９月にとどまることができました。今年は９月中も 一軍におれよ。

同じく壁掛け５月の木村拓は、これはがんばっていたのですが、黒田、新井、前田の人気には勝てず、まだ試合がない３月に移りました。
しかし卓上カレンダーは３月始まりで、広告も見本も３月が表示されますから、この選手を載せれば売れると思われたからこその採用には違いありません。さすが視聴率男のキムタクといえましょう。

いっぽう、壁掛けでも卓上でも白いところにいるのは、帳尻あわせりゃ日本一の、エース・黒田博樹！　勝ち数・防御率でも年俸でも印象のよさでも禁煙に成功したところでも、高橋先輩をはるかにひきはなしております。

いやあ、２年間続けて同じ分析をやったら似たような分析結果しか出てこないですね！
これじゃ申し訳ないので真面目なことを言うと、2003年にカープの守備力（少し）向上に貢献し、新井をプレッシャーのかかる４番から解放し、打率はチーム一、あの伝説の６月５日讀賣戦では屈辱を受けたチームを逆転勝利に導いたアンディ・シーツが、外国人だということでカレンダーに入らないという事態が改善されるのはいつなのでしょう。
「だって外国人はすぐ帰るんだもーん」という理由なんでしょうけど、卓上は契約更改を待って写真をさしかえることができるのだから、何とかしてほしいものです。

カープは何だか今年もあまりほめるところのないストーブリーグを経て、森笠、福地、小山田、広池…と、怪我人の世代交代だけが進むキャンプをやっているようですが、さて今年はどんなシーズンになり、８月にはどんな人選が行われるのでしょうか。

また10月にお会いしましょう。

2004/2/11

グラフ作成ソフト：Microsort(R) Excel 2000
（なんで去年作ったのより古いバージョンで作とんねん）