観戦・撮影　2010年３月18日

天野プレーとは何か！
それはセンター天谷選手の、ファインプレーのことです。
この日は１回裏にさっそく出ました。ヤクルト青木の、ぜったい抜けたあたりを捕ってくれました。
それがなぜ天野プレーか！　それは2008年だったか、高橋建がお立ち台で、やはり投手を助けるプレーをしてくれた天谷のことを「天野くんが…」と何度も言い、いっしょにお立ち台に立った野手にダメ出しされたことに由来します。
言ってるのはわたしだけですが。
建さんが「天野くん」と言ってしまったのはたぶん、以前にカープにいた投手の名前がつい出てきたのでしょう。仲がよかったみたいだからね。
天野はそれなりに伝説の選手で、こんなネタを持っています。
・キャンプで女性ファンに寝込みをおそわれた
・代打が投手の天野しかいなくなり、一打サヨナラの状況でホームランかと思わせる大ファウルを放ったが、結局凡退した（マケ投手高橋建なので覚えている）

天谷に話を戻すと。
筆者がいつまでもこのレポートを完成させないので、ペナントレースは始まってしまい、天谷の天野プレーはいくつも出て珍しくなくなりました。
しかしカープの勝ちのほうは珍しくなり、天谷しかお立ち台に乗らない、という状況がしばらく続きました。
あー、それなのに。そうこうするうち、天谷は故障して登録抹消。
実はこのオープン戦の直後となる３月21日、マツダスタジアムのコンコースには「激突！　天谷くん」人形が設置されました。
外野フェンスの見本に、天谷の（たぶん実物大の）見本をくっつけたものです。筆者が見に行ったときは、天谷はまだ抹消中、なので人形にも包帯が巻いてありました。芸が細かすぎます。

↑天野プレー中の天谷（見本）。右も左も天谷（見本）です。（撮影は４月18日）

しかし青木を久しぶりに見ましたが、ほんとに「ぺろーん」っていうかんじの、体に関節がないみたいな投げ方ですね。
写真を撮りましたが、静止画だとなんの意味もないので、載せるのはやめておきます。
この日の継投はこうでした。

・青木→ぺろーん
・梅津→かくーん（すべての段階において、120度（時計の20分）の角度をつけて投球にいたる）
・高橋→がきょーん（わりと重量感があるね）
・永川（勝）→かこーん（球、落ちるというかワンバンするので）
永川は、ことしから弟さんが入団したので、「勝」をつけるようですね。もう、「マケたら永川（敗）にしてね」と言ってるようなものですね。

その永川はボールが先行するなどコントロールが定まらず、この日はなんとか抑えましたが、シーズン入りしても不調は直らず、４月14日には右足の付け根を故障して登録を抹消されました。

こうしてみると、梵の活躍とか、シーズン中を占うような内容だったようで。
野村政権の魅力は、試合中に一塁コーチャーズボックスの緒方や、投手コーチの大野様が見られることですね。って、それは自分がプロ野球を見始めたころの選手が月日を経て指導陣になってるから、そう思うだけっていう個人的なことですけどね。
緒方、一塁のとこに立ってるとき、片足に体重乗せて前のめりになってて、いざ走者がくるとなんかいつまでも声をかけてて、熱くてこわいので見ものですよ。
サヨナラ勝ちしたときも、選手の一員みたいに突進してくるんだよね。♪いつでも若くたくましく、燃える赤ヘル、それは緒方だ。←それが結論？（2010/4/19）