横浜スタジアムで見た高橋（建）
（バイトなので淡白なタイトルにしました）

クリスベースボールアカデミー ｉｎ 横浜

　

バイトカープファン　東山にしこ

見学・撮影　2002年12月１日

少年野球の団体「クリスベースボールアカデミー」が、神奈川県出身のプロ野球選手による、少年野球教室と交流のイベントを行いました。
これに広島東洋カープの高橋建（神奈川県横浜市戸塚区出身、横浜高校卒業）が出るということを、さる用事で横浜スタジアムに出向かれた方からうかがった筆者は、主催者の公式サイトをつきとめ、一般人も見学してよいとか料金とか時刻とかも調べあげ、「建ちゃんなら見る見る見る」といってくださった若いお嬢さんふたりを率いてハマスタに向かいました。率いるつっても、むしろ私が待ち合わせに６分も遅刻しましたごめんなさい。

※写真は、ファイルサイズのところをクリックすると表示されます。

午前中の野球教室が終了し、あいさつに出てきた建ちゃん（31KB）。ベンチに戻るとき、こどもにサインをねだられていました。あーよかったー。「地元のヒーロー」としてどのくらい横浜の人に浸透しているか、おばさんは心配だったのです。

「プロ野球選手に挑戦！　Part ２」でリトルリーグの小学生３人に笑顔でふわーっと投げる、先発投手建ちゃんその１（17KB）　２（18KB）　　３（18KB）　　４（18KB）　　５（17KB）　　６（15KB）　　７（17KB）。　
打てるまで投げてあげる、という企画でした。こどもたちは、かなり強くなってきた冷たい雨を、ものともしません。
続いて高校の後輩松坂に交代、松坂は死球を出し、そのあとさらにランナーを出しました。
翌日、学校で「おれ松坂に死球受けたんだ！」つって、信じてもらえたかな。おばさんが証人になってあげるからね。って知らない小学生のストーカーか＞私。

続けて、打者を威嚇しながら石井貴が登場しましたが、牽制球などで笑わせ、またも打たれて、結局プロは２失点。先発のせいじゃないもんねー（笑）。
勝たせてもらうのがお約束とはいえ、塁上で次を狙う小学生の選手は、すごく真剣な面差しでした。

「プロ野球ウルトラ○×クイズ」の回答に向かう建ちゃんその１（28KB）　　その２（32KB）。
最初の問題は、クリスベースボールアカデミーの佐野元国さんが最初に入団したのは讀賣ジャイアンツである、は○か×か。いきなりコアな問題です。
地元ならではの出題が続き、はずれた人はグランドを去ります。プロも次々敗退し、中日から参加した３人の横浜高校OB（中野、幕田、高橋（光））は「しまった！」というジェスチャーまで揃ってやってみせて笑いをとります。そんななか、粘る建ちゃん。そこにこんな問題が！
「きょう参加した現役プロ野球選手のなかで、最年長は石井貴選手である」。
そう見えるかもしれないけど、最年長は建ちゃんだったんですよ。なので、本人は当然、「×」のほうに向かい、自分についてくる回答者たちにこぶしをあげてみせます。

そうこうするうち、ついに不正解となって、寒そうに（22KB）ベンチに戻る建ちゃん（16KB）。まあ、 なまじ優勝しても、もらえるのは自分のサイン入りTシャツだし（笑）。

最後はチャリティーオークションでした。雨はやんだものの、寒さはより厳しくなってきました。
出番を待つ建ちゃんその１（9KB）　その２（13KB）

いよいよ建ちゃんが出品する番です（29KB）。
高橋（建）「Ｔシャツです」
ＦＭ横浜、栗原アナ「カープファンの人いますか？」
はいっ、と１本だけ手があがる。
その子が千円！　と声をあげましたが、建さんは「（背番号にちなんで）22円でいいよ」。22円寄付してどうするんだよ…。
カープファンに落札してもらいたい、という打ち合わせだったのかな、「よろこんで」かなんか言って、そのファンの子に渡していました。所要時間１分弱（笑）。 そのあと、いっしょに写真を撮らせてあげてました。やさしー。

いっぽう、金持ち球団中日ドラゴンズの選手どもは、練習用ユニ２着にリストバンド３本などなど、異様にたくさんの品を出していました。

そのあとは、グランドの少年野球関係の人たちにサインや写真をねだられてにこにこと応じ（28KB）、讀賣の斉藤など（16KB）後輩と談笑したりして、お役目を果たしていました。

去年のような「オフの肥満」と「オフの強烈な髪の色」が見られず、おとなしい建ちゃんでありました。 活躍の地元じゃないし、たくさんの小さな後輩や大きな後輩に範もたれなきゃいけないし、何より寒いしで、たいへんだったと思います。
そんな建ちゃんの営業姿を、スタンドから、少年野球には何の関係もないのにのんきに見物してしまいました。来年も球場に応援に行くからかんべんしてね。あと、きょうグランドにいたこどもたちと家族にとって、プロに行くにせよ何にせよ、野球にあけくれた時代がいい想い出になりますように、なーんてフォローするのも、どこかしら後ろめたいからですが（笑）。

このもよおしは来年も行われるらしいので、また来て、 こどもたちの憧れをはぐくむ傍ら、地元での知名度とカープ人気を上昇させてほしいものです。おしまい。

※クリスベースボールアカデミー公式サイトはここをクリック

（2002.12.１）