Adobe Acrobat Reader

2月21日（土）　

野球のダブルシーってまたやってるんですか。キャンプ情報より扱いが大きくて迷惑。こんなだいじな時期にプロ野球人によけいな仕事させやがって。面子が有名人ぞろいだからとよろこんで感動や元気やパワーをもらってる善男善女のみなさまもウザくてなりません。向こうもまさか、こんなにダブルシーを嫌っている日本人が少数とはいえ実在すると知ったら不愉快でしょうけど。
でも、わたしはいつかいったように、「判断を間違わない競争」に、勝つのは無理でもついていきたいので、今後もだれが何をしようが、プロ野球ファンである限り、プロ野球のじゃまをするものは支持いたしません。

そしてまたイチローが今回も、試合以外で活躍してますよ。スポーツ以外のメディアでも人気です。

しかし、日本国内でのアジア予選は、イチローに圧倒的に不利。練習試合は、ずっと対戦してない日本人が相手だし、球場もずっと遠ざかってる球場だし、国際試合なんて前のダブルシーが事実上初体験だしねぇ。アンチ・ダブルシーのわたしも、なんであんなの代表に呼ぶのか？　と思ったよ。前回も、かわいそうなほど不振でチームの足をひっぱりまくってましたね。
だからって興行側はまさかイチローをはずすわけにいかない。今回はまだしも、前回は３大スポンサーがぜんぶ、イチローのスポンサーでもあったんですよ。
本人もつらいところだろうと思います。だからこそわけのわからん大口をたたいたり、ノリノリのパフォーマンスをしたりしちゃうんだろうね。いま、麻生太郎の次ぐらいに、その精神状態が心配です。ウソ。
ダブルシー日本代表は宮崎で讀賣と練習試合をし、３番・イチローは３球三振、内野ゴロ、四球だったそうですが、お客さんたくさん入ってるんだから讀賣の投手もちょっとサービスすればいいのに。ふふふーん。
しかし３番がそんなのでも10対０で勝ったわけですから、たいしたものだといえましょう。「アジア予選でマケてさっさと終われ」というわたしの望みは、今回もかなわないでしょうね。

ま、今回はわが中日は、おとなの事情で小山良男（ブルペン捕手）しか出してませんからね、無視してりゃいいのでだいぶ気がラクです。

ところで最近知り合った人が、プロ野球ファンだとわかったのですが。
その人「神宮とかよく行きますよ」
わたし「え、わたしもよく行きますよー！　中日ファンだからレフト側だけど。あなたはライト側（ヤクルトファン）？」
その人「うーん、あいてるところに座ります」

この発言に、まさか、まさか…とおびえるわたしに向けられた次の言葉は、
「阪神ファンなんですけどね」
でありました。はい、ここでノルマね。わたしは阪神ファンなのを問題にしているのではなく、よそさまの球場で、よそさまの応援席に座るという腐れ行為が気に食わないんですよ。しかしリアルの知り合いと無駄に気まずくなりたくないので、わたしはこの人とは野球の話は死ぬまで一切しないことにしました（そうか、怒ってんのか俺）。

高橋さんの移籍により、日ごろから心底嫌っている大リーグのニュースをはからずも、多少はチェックしなきゃいけなくなってしまいましたが、テレビで、大リーグのニュースなのに赤いユニがうつると、「あ、カープだ！」とHDDレコーダの録音ボタンを押してしまうわたくし。か、悲しいさが…。
大リーグのキャンプによんでもらい、紺色のユニフォームに、最も評価が低いことを示す番号「86」をつけ、ブルペンでの37球や、打撃投手役で日本のマスコミにほめられた高橋さんですが、まだ一度も試合で敵に投げてないので、まだまだこれから、ですね。
26日にフィリーズとのオープン戦で放らせてもらえるそうですよ。

2月2日（月）　

カープの高橋さんの、ことしのお仕事が、静かに静かに決まりましたね。
トロント・ブルージェイズとマイナー契約ですって。2004年に声をかけてくれたところですね、J's。たぶんあの年じゃないかな、アメリカ行きを視野に入れたのは。
建ちゃんはついに、人偏のない国に行ってしまいます。広島にいずれ帰ってくるかもしれないし、こないかもしれない。とにかくこれでわたしもファン廃業です。すごい楽しかった。とくに2008年は最高だった。
カープじゃなくなるならわたしにとってはどこでも同じですが、まだプロ野球選手をやれる人がまだプロ野球選手をやれることになって、よかったです。

これからは一般人として、一読者として、「どこに行っても応援します」派の人のブログを楽しむことにします。

２月２日に合意ってすごいね。カープの入団記者会見でだっこしてたあの、長女さんのたんじょうびだよ。背番号の22とぴったり合ってるし。
うちの地元のパチスロ屋に「22 ゾロ目まつり」って看板がたってて笑った。トロントにも、キャンプ地にもパチスロ屋ないだろうけど大丈夫か。あー、もうそういう心配もおしまいだな。

わたくしが初めて高橋建がほうるのを観戦したのは2000年10月、ナゴヤドーム。５勝目がころがりこんだ日です。
最後に見たのは2008年10月、横浜スタジアム。川村丈夫の引退セレモニーのために、ブルペンから、でかい赤いかばんをかついでダグアウト前まで走ってくるところを見ました。それで、おしまい。

2月1日（日）　

プロ野球の春季キャンプが始まりました。わたくしが本格的にプロ野球ファンになってから10回目の春キャンプです。
いやぁ、感慨ぶかいものがありますなぁ。
春キャンプのあいだにプロ野球選手は練習をするんだってことぐらいは別にファンじゃなくても知ってますが、バレンタインデーにたくさんチョコレートをもらうのは意外な人だとか、花粉症のことで週刊ベースボールの記者に取材を受けるとか、あと、キャンプイン直後には選手名鑑用の写真を全員まとめて各社いっせいにがーっと撮る、ということとかは、一般人時代には知りませんでした。
まあそんなことがプロ野球の魅力だとは申しませんが、なんていうか、どんなものでも深めてみると、それが季節や暮らしのなかに食い込んで、人のやることとしてリアリティを持つようになりますよね。そうなるともう、やめられないね。

さて、一般人だったころのわたしにも、野球に関する想い出が何もないってことはないもので。
友人の妹さんが、高校時代、いわゆる甲子園大会の開会式でプラカードもって歩く女の子ね、あれをやったんです。で、いろーんな雑誌に写真が載りました。アイドルみたいにレモン持ってるのとか。球児と話してるのとか。
わたしは妹さんともけっこう仲がよかったので、いろいろ買い集めたもんですが、実は先日、その一部が本棚のかたすみから出てきたんですわ。いやー、面白い！
その年のメインは荒木大輔です。で、工藤公康も載っている。いまベイスターズにいる、あの工藤です。荒木大輔はとっくに伝説の人じゃないですか。ヤクルトのコーチはしてるけど。しかし工藤ったらまだ現役ですよ。すごい長持ちだなあ、そう考えると。

で、その工藤公康の写真。

そして、大きいほうの写真にこんなキャプションが…。

これ、工藤が愛工大名電高だからだろうけど、こんな名古屋弁ありませんよー。なんでへいきでこんなの書くんだろう。