Diary
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BB

March
2009

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3月29日
ありがとうをあなたに!


3月20日
あの人気球団に願いを!


3月15日
あの左腕投手が決断!


3月7日
日本球界がことしもまた!

 BB日記

3月29日(日)  
春が一歩ずつ近づいています。
そのしるしに、カープが勝ちまくってオープン戦首位争いしています。が、試合数が少ないのでちょっとマケるとどんどん順位が落ちて終わりそうです。
ダブルシーは前回とまったく同じ展開になり、今回もイチローのおかげで優勝できたと日本人の128%が信じているという調査結果が出ましたよ。どこで調査しとんね。

ダブルシーはとっくに終わったのに、まだだらだらと「感動したね!」ってのが繰り返されていますね。
新聞テレビラジオ雑誌のほか、会社の人と電車の駅で出くわしたときの雑談で天気の話や会社の行事の話が終わってなんとなく話題が途切れたときとか。
あのね、ダブルシーは、汚したらその場で本人が紙でふきとるのがいちばん。だらだらしないで手早くお掃除して、終わったらすぐ出ましょう。自分のしたこととはいえ、くさいものはくさいですからね。
臭いが残っているなら、できればしばらく(5分ぐらい)窓をあけておくか、換気扇を回しておくと、すっきりしますよ。

とにかく早く終わることを願っていたわたしにとっては、「最後まで試合する」という最悪の結果になりました。最後の試合はしょうがないから日本を応援しますよ。だってマケたらプロ野球のせいにされますから。って、これも前回と同じ意見ですみません。

みごとにマケ投手になりかけた、うち(日本ハム)のダルビッシュですが、延長戦で味方が勝ち越してくれました。
その裏もダルビッシュで行かせてくれた原だか山田だかには感謝です。それ、すごくこわい賭けですよね。
だからとて、別の投手を出して勝って終わってごらんなさい。すぐシーズン入りですよ、うちのエースがとんでもない記憶をひきずっちゃうところでした。そういうのが大迷惑なんだよダブルシー。
結果は「土壇場でしくじって、イチローさんなんかに助けられたorz」が、「裏の回をぴしゃりとおさえ、勝利投手になってやったぜ!」に一転ですよ。ハムはことしもダルビッシュのせいで強いでぇぇ。去年強くなかったけど。ことしもオリックスと優勝争いを演じていただきたい!

いっぽう、一時は抑えに任命した藤川のことは原と山田でやさしくフォローしてくれたとか。きびしくてやさしい、すばらしい指揮官ですね。とかいってたら藤川はもう代表は引退するって! ゲラゲラゲラゲラ。
いいぞ、引退おおいにけっこうだ、藤川。おまえは阪神の守護神にしてプロ野球界の宝だ。関係ないものにいつまでもうつつを抜かす必要ナシ。それでいいのだー!

で、ボールが合わない投手がいたからプロ野球の使用球もダブルシーのボール(便所のボールって、昔、プラスチックのあみに入れてぶら下げてたようなアレか?)に近づけるとかいう話が出てますが。
本気なのか? く、くだらん…。何が本業かわかってるのかおまえら。
そんなにダブルシーがよくてプロ野球がダメなら、プロ野球やめちゃえばいいじゃないですか。それは本末転倒? そっちが本末転倒をやってるからいうんですよ。
だいたい、アメリカさんもボール変えちゃったらどうするんですか。三角錐のボールとか。
アメリカさんはキューバふうじのために、国際野球といえば金属バットという常識をぶっこわしてくれる国ですよ。何でもやりますよ。
今回でキューバふうじは完成。だったらもう終わりにしてくれないかなー。
アメリカさん、決勝が日本対韓国だなんて、見た目的にイヤだっただろうなぁ。ちょっといい気味です。こっちのほうがレベルが高いんだからしょうがないでしょ。

原は嫌いですが、ここ10年の代表監督のなかでベストだと思います。感動させてくれたからじゃなくて、大人の事情をいろいろ抱えながらも勝ったところが。

3月20日(金)  
近鉄バファローズは鉄道会社の子会社のくせに、近鉄電車が走ってないとこに大阪ドーム(現京セラドーム)を作って集客に失敗しました。いったい何を思ってそんなことをしたのでしょう。それじゃ親会社の足しにならないじゃん。
で、球場の出資者でもあるオリックスに合併してもらいました。
同じ京セラドームをサブフランチャイズ(2005〜2007年はフランチャイズ)にする阪神タイガースは違います。本日、阪神なんば線にドーム前という駅ができて開通いたしました。これでファンは、京セラでの試合に阪神電車に乗ってやってきます。

わたしはかねてより、地元に迷惑をかけ、恥をかかせ、それでいて見返りを与えない阪神球団本社には、どうか西宮を出て大阪に帰ってほしいし、本拠地も京セラドームに移ってほしいと考えています。
球団のほうもそう考えているのだったらいいなぁ。

さて。中日の話ですが、森野の体重なんか気にしてましたが、開幕で楽しみなのは藤井ですね。オープン戦での活躍は新聞で見てましたが、先々週、テレビのスポーツニュースで見た限りでは別人のように成長していました。
あいかわらず細いのに、腰のあたりが重くすわったかんじの力強いスイングしてました。って、それしか見てませんが。

高橋建のほうは、球団にマイナー行きを宣告されましたね。スポーツ紙のあちこちに、共同配信っぽい短い記事が載っただけで、ようすがまったくわかりませんが…。回復までの日数(が、招待選手のままでいさせるのは無駄であるぐらい長いこと)が見えてきて、球団が判断したのでしょう。
マイナー落ちといえば福盛がマイナーにいたころ、前田幸長と同居してごはんを作りあってたのをテレビで見ました。
福盛とチョコ! いくらなんでも同居とは。どこで、どういう結びつきだったんだろう。かたや宮崎県、かたや福岡県の出身ですが、年が6歳も違いますから「県大会以来仲良くなった」ってこともなさそう。
いうまでもなく、「日本で活躍してたのにいまは同じ3Aのチーム」という結びつきでしょう。ほかに、だれもわかってやれる人はいないのだと思います。

3月15日(日)  
どうせダブルシーのニュースばかりだろうとふてくされ、スポーツニュースぜんぜん見ないでいるが、中日の森野は太ったまま開幕するんだろうか。
気になるならスポーツニュース見ればいいんだが、「本日の森野様の体重」が報道されるとは限らないしなあ。

もっと報道されない、遠いところでリハビリ中の高橋建さんの話だが。
少し前、若い明智七海さんが「ほんとうに勇気ある決断をしたのは建さんではなく奥様たち家族だ」と指摘していて、なるほどー、と思いましたよ。

で、ゲンダイネットさんの「先見の明」という記事について。
代理人や球団側の話として報道されているものと大きく異なる。
ゲンダイネット独自の取材でつかんだ事実だというなら話は別だが、そんなこたぁないだろう。そういう書き方になってないしね。

いわれようが気に入らないので、全文を引いてコメントをつける。★がわたしのコメント。

記 者 ブルージェイズの高橋建、残念でしたね。
デスク オープン戦初登板で右のふくらはぎを痛めちゃな。
記 者 古傷だから、深刻。開幕は絶望です。
デスク マイナー契約だったよな。招待選手としてメジャーのキャンプに参加して頑張ってたみたいだけど。
記 者 39歳という年齢を考えたら、このままってこともありますね。
デスク 巨人はホッとしてるんじゃないか。
記 者 巨人がですか?
デスク メジャー挑戦を視野に入れて昨オフにFA宣言したはいいが、当初はどこからも声がかからなかった。
記 者 年も年ですし、知名度も低いですしね。

★年も年だし、知名度も低いが、年俸は安い(4000万円)し貴重な左腕だしで、当初から声はかかっていた。話が進むのが(ほかの選手と同様に)遅かっただけだ。

デスク で、広島のオーナーに一度、泣きついたらしいんだよ。
記 者 広島と再契約してもらえませんか、ってですか?

★泣きついてない。逆にオーナー側から「だめだったら再契約する用意はある」という話があり、「丁重に」断った。
一昨年、契約更新時に「宣言残留はあるか」とたずねた話はあるので、それと混同しているのだろう。
記者は一般人と違って、知ってることが多すぎて混乱するんだろうね。


デスク 広島は基本的にFA宣言残留を認めていない。で、移籍先を斡旋するかって話になった。
記 者 へえ。
デスク 楽天とか巨人とか、複数の球団の名前を聞いたけどな。

★アメリカさんのほうの話が進まずにいるうちに、代理人のところに国内球団からのオファーはあったんで、その記憶が「カープが斡旋した」ってことになっちゃったんだろうね。
わたしは讀賣とロッテかと思っていた。ロッテは違うハシケンをとったね。


記 者 巨人は動かなかったんですか。
デスク 去年は特に苦しめられたからな。
記 者 高橋建は巨人戦6試合に投げて、3勝負けなし。防御率2.68と抑え込まれたから、欲しかったはずですよ。
デスク 年齢がネックになったのかもな。
記 者 若返りをうたってはいますけどね。
デスク そうこうしているうちに、ブルージェイズからマイナー契約の話が来た。
記 者 それで、いきなりケガですか。確かにホッとしてるかもしれませんね。

★でも讀賣に行ってたら、調整不足のうえに5日もトレーニングしてない状態で登板なんてないから、ケガしてないんじゃないですかねぇ。



で、こういうのを読むにつけ思うが、優勝に貢献でもしない限り、選手はちょっとしたことでも自分の声を届けることがほんとに難しい。

ここからは半分ざれごとなんだが。
ハシケンもぶじメジャーリーグに昇格して、いい想い出作って帰ってきたら、金本や仁志みたいに自分で本を書くのではなく、奥様に、奥様の目から書いてもらうわけにいかないものだろうか。
もちろん「中の人」を立てたっていい。作業者は中の人でも、オリジナリティは本人にある、という「著作」は世にいくらでもある。
ちなみに奥様は、高校野球部の女子マネだった方で、野球はよーくご存知だ。
タマガワonlineの人には悪いが、高橋建の側から見ると、その野球人生には、野球雑誌のロングインタビューならともかく、一冊の本になるようなことはない。とくに変わったところや、華やかで当たり前なプロ選手のなかで、さらに図抜けた華やかさがあるわけではない(ファンから見て、どんなにone and onlyであろうとも)。
しかしこれを、奥様の側から見ると一変します。なぜならハシケンは「子連れルーキー」だから。
十代で出会った彼氏と、相手がプロ野球選手になるまで(で、松坂やイチローとはいかないが、大リーグの公式戦でプレーするまで)いっしょに生きたという半生は、どんなに控えめに冷静に書いても、気持ちのよい成功物語になる気がする。

これが成功したら、「嫁本ブーム」起きないかな。それを機に落合信子夫人の著書も幻冬舎文庫で復刻だ(なぜ版元指定?)。そして、緒方かなこよ、宝島社からヲタクな嫁本でそれに続くのだ!

声を届ける、といえば、広池のブログだが。
面白く、文章もやたらとうまく、内容も濃く、しかも抑制がきいているので、「出版しましょう」という話が来てるだろうなあ、と思っていた。
来ても見送ってくれるといいなあとひそかに願っていた。
出版はしないが、印刷物としてまとめ、希望者に直販するという話はブログの管理者さんから出ていた。
しかし結局、広池本人の意思で見送ったようでほっとしている。ブログの何百倍ものコストと手間とリスクを負う必要などないと思う。
「入団への道」というそれこそ稀有な経験を書いた連載が終わり、最近は内容が、よりブログっぽく、「いまどうなっているか」とか業務連絡とかに寄ってきている。こんなかんじに静かに続いてほしい。

3月7日(土)  
週刊ベースボール3月16日号、阪神タイガース特集だ。藤川と金本のポスターがついて特価400円。そりゃないよ…。
まあ、去年優勝を逃し、プレーオフでも中日ごときに恥をかかされた阪神タイガースだって「そりゃないよ」と思っただろうし、監督を真弓にして、せめて原と男前対決しようとしてるんだから、みんな応援してやれよ、という号なんだろうけど。
でも特価てのがしゃくじゃないですか。「だれが買うか」と立ち去りかけたんだけど、ふとあることに思いがおよび、買ってみたら恒例の「花粉症」対決の号でした。
急に機嫌がなおった! ことしもやりますよー、花水選手対決。西武とオリックスも、ことしもまたあの持ちネタを使っています!