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そんなこんなで、イ･ビョンギュを欠いた中日ドラゴンズが５位に落ちるご時世ですけどね。
いまはビョンギュさんがいなくなったあとの戦い方を試行錯誤してるところだから、しかたありません。

そして二軍の名鉄バイソンズ（？）でいっしょうけんめい敗戦処理をしていた高橋建さんは、26日に一軍のニューヨーク・メッツにあがることができました。いまのところ、ベンチ入りはしても出番は来てませんけどね。
二軍のころは、共同通信が名鉄バイソンズ公式サイトの試合結果から書き写しただけみたいなベタ記事が載ればよいほうでしたが、一軍になったら「きょうの日本人大リーガー様」枠に入れてもらい、新聞では写真入り、テレビでも動画と音声つきでガンガンとりあげてもらえるようになりました。

本人がいうとおり、目的は昇格ではなくその先ですから、鯉の季節をぞんぶんにあばれまわってほしいところですが、しかし名鉄バイソンズでの起用のされ方や、一軍監督の話からみる限り、ベテランなりの精神力をかわれての敗戦処理、中日でいえばデニー友利あたりに相当するようですね。
となると、ハシケンの出番を願うこと＝ハシケンのチームの先発が試合をこわすこと、あるいは先発に打線の援護がないことを願うことになってしまいます。
中継ぎのあの投手やあの投手のファンは、ずっとこういう気持ちに折り合いをつけながら応援をしてるんだなあと思いました。

4月26日（日）　

勤務先からの命で某検定試験を受けるべく、余暇はそれについやしていたので、しばらく球場から遠ざかっていました。
それもぶじ終わったので、22日の東京ドーム、ハム戦に復帰しました。

ハムが札幌に行くと決まった年には、東京ドームでYMCA見ては涙ぐんでいたものですが、いまも年に何試合か東京ドームでやるときにはYMCAをやってくれます。
しかもパワーアップしてますね、確実に。途中からグランド整備の男の子たちも踊りだすところでは、以前はぎこちなく、恥ずかしそうにやるのがご愛嬌だったのですが、いまやみんなノリノリでやってます。22日はスタンドマイクをふりまわすシンガーみたいな子もいました。
感傷的に涙ぐんでたかつての自分がアホみたいですね。でもハムのYMCAはたいへん面白いので、こうやって長く長く続けてくれるのはとてもうれしいことです。
あとは試合にマケなかったらもっとよかったんですけどね。
ことしのハムは勝ったりマケたりですが、独走気配だった楽天イーグルスに食らいつき、きょう26日の試合がおわって同率首位となっています。
あと、おさえは白まんじゅうこと武田久がやって、いまのところ４セーブ目です。これもうれしいね。

4月6日（月）　

＞あと、この２日はホームランばっかりで勝ってて、
って、２戦目はちゃんとつながってたじゃん。すみません。３戦目も、細かくつないだかと思うとホームランも浴びせる、相手にとってはいやーんなかんじの勝ち方をしてしまいました。

まあ、相手はベイスターズ、一時期の阪神タイガースみたいなもんですから、開幕カードぐらいは勝たなきゃね。あすから苦手の神宮です。デイトナには打たれるんだろうけど、がんばりましょう。

で、朝のTBSラジオの番組で、永谷脩という人が、イチローの胃潰瘍の原因を「偏食」といってておかしかった。
日本中が「ＷＣの重圧がストレスに！」つってるのに。永谷さんによるとイチローは肉ばかり食べてて野菜を食べないそうです。そういえば試合のある日は毎日カレーなんでしたっけ。長年そんな刺激物ばかり食べてたら確かに胃にはよくないかもね。もう若くないってことですね。

4月5日（日）　

プロ野球開幕だ。立浪打てない。開幕先発浅尾で勝利投手は浅尾。〆たのは、やっぱりおじいちゃん。
↑わたしがにわか中日ファンになった日、1999年４月のＢ型日記のマネ。

開幕は４月３日でした。まだ寒いので、野外の球場は寒かったでしょう。
中日は浅尾、吉見と若い投手が２日連続で試合をつくり、ともに自責点ゼロというすばらしい成長ぶりを見せてくれました。
打撃のほうではウッズとはまた別のタイプの大砲・ブランコが、守備もウッズよりはましといわれていましたが、それはちょっと大げさであることがわかりました。
期待の藤井は本番になったら急にきゅうくつそうなバッティングになっちゃってますが、きのうはホームランも出たし、そのうち爆発するでしょう。あまり待たせないでほしいけど。
あと、この２日はホームランばっかりで勝ってて、あわてると昨年の「どこからでも、ときどきホームランが出る打線」なのかと思ってしまいますが、まあ、４月５月は様子見ですね。

イチローさん、かわいそう…。
メジャーのオープン戦で、塁上でめまいをかんじてみずから途中交代。検査をしたら出血性胃潰瘍で故障者リストですって。
そのあと、ＷＣの東京ラウンドのときから症状があったことを告白してますね。かわいそう…。だって、体調が悪いからって休むとか辞退とかしたら、イチローにかけた人、もの、お金はどうなるの！
それであんなに異様にはしゃいでいたのですね。かわいそう！
ＷＣさえなければ！　こんなことにならなかったのに。まあマリナーズにとっては、野球の面では影響ないけどな。

さて同情という名のイチローいじめもこれぐらいにするとして。百万歩ゆずってイチローが好きだったころのわたくしにもどっていうと、東京ラウンドや予選でイチローがダメダメなのはわかりきってるんだから、イチロー出すのはアメリカに渡ってからにしてやればいいのに、と思ってました。
本人だって当然、自分が役に立たないのはわかってますから、そりゃつらいに決まっています。それでもやりぬいたえらいイチロー、というストーリーになってるようですが、ってことは、何がどうなっていても最後はそれになったんだからもうどうでもいいじゃん。
今回は東京ラウンドにも客がいたというのでおどろいてますが、それはダルビッシュとか西武とか、スター選手が育ったからでしょう。もうイチローいなくても大丈夫ですよ。不景気なときはとにかく、案件あたりの支出を減らすほうがいいんじゃないですかね。

４年後にまたやるんですかＷＣ！　もういいじゃんアメリカさん、キューバ懲らしめるのに成功したし。
国際大会ってのは金属バットでアマ仕様でやることで、参加国を増やしていけたのに、メジャーリーグ仕様でやるなんて存在じたいが矛盾しています。キューバさんは今回の歴史的な下位を気にしなくていいと思いますよ。
日本では、ボールに適応できなかった投手がいたことから（それでも優勝したってのに）「プロ野球でもＷＣ仕様のボールを使うことを検討する」という動きもあるようですが、寝言は目が覚めればいわなくなるでしょう。
※ＷＣ＝３人に２人は「ビー」がよく聞こえなくて「ダブルシー」と聞こえることに由来する「南西対談」での呼び方

さてその人偏のない国・アメリカさんに行っている高橋さんですが、いつの間にか肉離れを治し、マイナーの試合で放ったものの結局ブルージェイズを解雇されました。
その日のうちにニューヨーク・メッツとマイナー契約。メジャーのオープン戦でじょうずに敗戦処理し、その後チームが大逆転勝ちするという験のよさもあり、メッツ傘下３Ａのバファローズ・バイソンズでやることになりました。
で、この近鉄バイソンズだか名鉄バファローズだかいうチームの公式サイトに行くと高橋さんも載ってて、経歴からトヨタ自動車が抜けているうえに出身地が「日本・豊島区」になっています。
「豊島区」はとにかくトヨタが抜けているのは、トヨタが抜けている資料を使ったからでしょうね。いったい何を使ったんですかね。往年の高橋建応援サイト「おわびと訂正」によると、昨年のオールスターの公式ブックもそうですけどね、そんなもん近鉄本社にあるとは思えないし。近鉄いうな。
メッツは去年の段階でオファーがあった気配がありましたよね。中継ぎ左腕が必要になったらしいです。高橋さんも、どこででも投げると受けてたっています。
カープでは何度水に落ちてたたかれても先発にこだわりましたが、なんでメジャーだとどこででも投げるんですかね、とかそういうことはいわないように＞わし。昭和40年代生まれの野球選手なんて、まだ戦後は終わっていない。