ＢＢ型日記
2010年11月＋12月
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12月30日（木）サヨナラ2010年

10月に広島に行ったとき、宿の近くのコンビニに、プロ野球のカードゲームの古いのが、安売りされてたんですよ。
甥っ子の好きな選手のカードとか、入ってたらいいなあと思って買ってみたんですが、入ってたのは高橋建さんのカードでした。びっくりした。
まあ、そんなこともありますよね。

新井良太はこれまでホームランを１本しか打っていないのに、移籍先の阪神では、兄・貴浩との兄弟アーチを期待されているんだそうです。スポーツ新聞によると。
ま、そうなったら面白いよね。いや、良太をうまく育てられなかったチームのファンとしては、そうなったら悔しいんだけど、でも嬉しいよ、きっと。
利口ぶって言えば、「兄弟エラーのほうが早そう」だけどねあはははは。そんな良太ですが、わたしの旧友の阪神ファンが良太が来るのを喜んでくれてて、これは嬉しかったです。

来年もいろいろ気に入らないこともあるでしょうけど、中日ファンになってから、手にあまるぐらい楽しい思いをしてるんだから、収支はこれからも黒字ってことでよろしくな＞自分。

11月14日（日）ポストシーズン箇条書き

■ポストシーズンでいちばん面白かったもの＝クライマックスシリーズに出てきた讀賣の阿部の、競輪みたいなヘルメット
黒字に白いストライプ入ってて、チキンライスをつくるときの型みたいな形でした。なるほどねぇ。若いときはねぇ…。わたしも20代のときは、友達の結婚式で浮かれてふだんしないようなオシャレをいろいろやらかしたものですよ。

■同上・いちばん嬉しかったこと＝東海地方の地上波中継視聴率＠日本シリーズが34.1％もいったこと
日本シリーズは地元ファンへの感謝祭ですから、地元で喜ばれるのがいちばん。東京で盛り上がらないからって「盛り上がりません」てのはおかどちがいもいいところです。
でも、そーいうこと言われるのも、しょうがないよね。好きなチームが日シリに出られなかったファンの楽しみは、「ことしって全然盛り上がってないよね」と、雑なことを言い合うことだもの。

■いちばんありがたかったもの＝日シリにマケた翌日の名古屋をネタにした、中スポ／トーチュウの、くらはしかんさんの４コマ『おれたちゃドラゴンズ』。
人も、テレビ塔も、名古屋城のしゃちほこやナナちゃんまでもががっくりとうなだれ、でも…というもの。この、うなだれている人たちの描写がよかった。
いろいろあるけど、まずはがっくりとうなだれる気持ちによりそってくれる仲間がいてヨカタよ。

■いちばん「いいなー」と思ったもの＝日韓戦ではしゃぐロッテファン
きのう13日は、水嶋ヒロが辞退した「ポプラ社小説大賞」の賞金（←ウソ）2000万円を争奪する、日本一と韓国一の試合を東京ドームまで見に行きました。
ネット裏の２階席でのんびり見たんですが、まわりのロッテファンが、清田のヘタクソバントに大喜び。「日本シリーズを思い出すなあ」と、ほんの先週のことなのに、遠い目をして見せて笑いあっていました。
２回裏にさっと２点とりましたが、「（もっと点をとらないと）同点になったら、きょうは無制限延長だから」「もういいよぉ」「俺なんか、名古屋で宿に帰ったのが夜中の３時でさあ」
連日の長い長い試合で、自分はどうだった、こうだった、と苦労話で笑いあっていました。いいなー。

韓国側はSKワイバーンズ、先発はいつのまにかSKの先発エースになっていた門倉健だ！　朝日新聞に「もと巨人」と書かれていたが、間違いなくあの門倉だ！
トーチュウで、韓国野球のレベルの高さを見せたい、みなさんが思っているのとは全然違うから、というようなことを言っていて、おお、いいやつだな門倉、と思ったけど、手も足も出ないかんじでロッテにやられていましたあはははあははははは。
中日が！　韓国にマケさせたら日本一の中日が出ていれば！　門倉の夢をかなえてやれたのに！

そういえばきょう14日、テレビの『シルシルミシル』でお菓子のロッテの特集をするらしいね。いいなー。もし中日が優勝していたら、中日新聞社の特集をしてくれたはず。来年こそ日本一になって、『シルシルミシル』で『新聞ができるまで』『中日ビルのひみつ』『ドラゴンズの人気者総登場』を！

■いちばんバーカと思ったもの＝ロッテをたたえる、朝日新聞スポーツ欄の西村欣也のコラム
冗談とまじめな話がモザイク状に入り乱れていて恐縮ですが、ここはまじめな話。西村欣也によると、ロッテがあまりに強いので、「リーグ優勝ではなく、CS優勝チーム、つまり日本シリーズに出るチームを優勝チームと呼ぶよう考え直すべきだ」だそうですよ。
まだそんなこと言ってるのかー。
CSの功罪はもう言われつくしていますが、商売になるんだから、かんたんにはなくならないでしょう。
そして、たとえ日本シリーズに出られないことになっても、リーグ優勝は今までどおりリーグ優勝として認められる。だから、「CSにマケたら日本シリーズに出られない」というおかしな制度を、かろうじてがまんできるんじゃないか。

さて日本シリーズやってる最中にほとんど完了する（大げさ）カープの契約更改ですが。
ことしは黒田捕りの問題がありますから、鈴木本部長もそっちが優先。選手はみんな待たされていました。
このたび黒田がドジャース残留が決定的となったとかなんとかで、あしたあたりから始まりますよー。引退する高橋建に何かお役目がまわってくるかどうかも、ここからでしょうね。
「月刊アスリート」のロングインタビューなんかで本人の自分語りを読む限りでは、２軍で人を競わせ、育てたり、１軍で作戦にそって選手を導いたりするよりも、３軍で怪我人やこれからプロとして完成させていく若い子をケアするほうが向いているんじゃないかと思います。
いや、コーチになるとしたら、ですけどね。